多頭飼育の夢と現実。思った以上に手もかかるしお金もかかる！けど、可愛い事には代わりない。

多頭飼い生活も早12年。
大きなトラブルはなくここまで来た…訳ではありません。

もし、1頭今いる子の弟か妹になる子を探そうかな…
と思った時は、考えておくと良い事があります。

夢だけでは多頭飼い生活はできないですから。

我が家の場合をまとめてみました。

多頭飼育の夢と現実

愛犬達がみんな仲良く、家族とも相性良く過ごせる。
健康でトラブルもなく、楽しく生活ができる事を夢見ませんか？

けれど、実際に生活を始めると、一筋縄では行かない事も多々あります。

躾で回避できる事もたくさんありますが、健康はそうはいかない。
複数居ると、どうしても自分の中で「一番可愛い子」って言うのが出て来ちゃう。

みんな可愛いのは当たり前。
なのだけれど、一番可愛い。って思ってしまう子が居るんですよね…

不公平でごめん。って思うけど、だって可愛いんだもの。
なるべく不公平にならないようにするけど、甘え上手な子ってつい特別扱いしたくなってしまう。
こんな母でごめんよ。

我が家のトラブルメーカー？？

ルナ♀とマグ♂の2頭だった時はそれほど大きなトラブルはありませんでした。

3頭目のすず♂が来てからは、多頭の難しさを感じる事も時々出て来ましたね。
と言うか、オス犬が2頭になったからかも。
と思う点も多々ありますが…。

いや、もしかしたらその前に、人間の子供が増えた事が原因なのかも？

何にせよ、「増える」と言う事は、性格や相性の問題が起きる可能性が高くなると言う事ですよね。
血の繋がった家族だって相性はあるのですから。

誰が一番トラブル起こしてるの？トラブルメーカーは誰なの？
なんて犯人探しをしても仕方がないので、みんながいい感じに過ごせるように考えています。

食費も医療費もかかる

私は愛犬を迎えて少ししてから、ペット保険に加入しました。

いざ治療費を払おうと思うと、病院によってはかなり高額になる場合もあります。
手術になると10万円単位で出費があるのですよー。

実際に我が家の場合は、手術、入院、通院と、保険をフル活用させてもらいました。

ただ、高齢になってくると、保険の掛け金もかなり高額になってしまいます。
病気にかかる確率が上がるから当然といえば当然ですけどね。

食費についても同じです。

高齢になると食事はさらに気をつかわないといけなくなる。
病気になると、療法食を食べないと。という状況にだってなるんですよね。

だから、病気やトラブルを防ぐ為にも、食事には気を使うようにしていますよ。

出費はかさみますが、健康には変えられない。
と思うのが我が家の考えです。

多頭飼育の思わぬトラブルへの対応策

1頭なら起きないようなトラブルも、複数いると起き得るんです。

誰かが怪我をしてしまうとか、病気になるとか…

トラブルがあると大変。
だけど、取れる対策ってたくさんありますよ！

まず、クレートを別々に設置。
そして距離を離す事。

最低限これができれば、トラブルって減るし、万が一の時に安心なのです。

有事の際にもクレートがあれば役に立ちます！
1頭だから必要ない。
なんて事はなくて、頑丈なクレートは必ず用意して、入る事に慣らしておく必要がある。
と私は考えています。

子供が増えるのと一緒

人間とは違いますが、やはり犬も子供も同じ命なんです。

病気にもなれば、怪我もする。
遊ぶためのおもちゃも、防寒対策の服も、お出かけの旅費もかかりますよね。

医療費は保険で助かる部分もあるけど、人間と違って高額な出費になるのは確実。
なので、保険以外にも、愛犬への医療費は別で確保しておく必要ってあると思うんです。

犬の寿命も昔と比べたら伸びています。
そうは言っても、人間より早くに別れなければいけなくなる。
最後を看取る覚悟も、犬を飼う時には考えなければいけないと思います。

人間なら、子供に看取ってもらう可能性が高くなるけど、犬は親が看取らなくてはですからね…

ペットロス。
と言う言葉もあるくらい、別れは辛いものです。

血の繋がりはなくても、毎日一緒にいる家族。
いや、子供のような存在ですからね。

失った時の辛さは、なんとも言葉に言いあらわせないものでした…。

かけがえのない、可愛い愛しい存在

色々ありますが、可愛くて愛しい子達。

どんな事があっても守り抜く。
と言う気持ちを持って一緒に生活しています。

だって、自分の愛犬を守れるのは自分しかいないんだから。

万が一、自分が入院しなければならなくなる。
などもありえない事ではないので、そう言う時に頼れる人、ペットホテルなども、あらかじめ見つけておく必要もありますね♪