年末年始、愛犬と電車やバスで旅行をする前にやっておきたい事
- 2017.12.15
- 愛犬と出かける
さて、年賀状が出せるようになった今日♪
張り切って出してきましたよ〜!
もう年末かー。と思いますよね。
年末年始と言ったら、愛犬を連れて一緒に帰省をしたり、旅行したりする人も多いと思います。
もしも初めて電車で出かけるようならちょっと確認した方がいい事がいくつかありますよー。
くれぐれも段ボールに入れてお出かけするのはやめてくださいね。
大事な家族と一緒に快適に出かけられるように、私が愛犬を電車に乗せるときに注意した事を振り返りつつ、調べた事も一緒にご紹介します。
電車で出かけるなら、確認すべきことがある
愛犬と一緒にお出かけをする時って、車なのか電車などの公共交通機関なのかによってかなり変わりますよね?
車なら、自分たちだけの空間だから、車内でのマナー的な事はほとんど気にしないで済むのかもしれないけれど、電車などはそうはいきません。
大切な家族だからこそ、電車に乗せる時の事を調べないとです!
手荷物扱いで切符を買う必要があるのか。
それは各交通機関に確認しないといけない最低限の事なんです。
そして、どんな状況で乗せていいのかも確認ですね。
顔を出さないようにするのはエチケットだと思うけど…
クレートに入れるのか、ネット付きで全身が収まるバッグにするのか。
ここも考えていかないといけない点ですよねー。
私が乗った時は、普段から電車に乗せている犬友達が
「ワンコはしっかりバッグに入れて手荷物扱いだよ!切符買うんだよ!」
と友達が教えてくれたので、窓口で確認して切符を購入して乗せられたのでよかったですが…
普段車移動がメインなので、電車に乗せるときには運賃がかかる事なんて知りもしなかったのです。
代表的な各交通機関でのペットの扱い
代表的な交通機関では、大きさや、入れ物などの制限はあるものの、小型の犬猫などはケースなどに入っていればおおよそ大丈夫ですね。
JRの電車に愛犬を乗せるには
JR各社の運賃は、手荷物として有料扱い(280円)になっています。
窓口で切符を買ってくださいね。
券売機では買えません…
以下JR東日本のサイト内、「手回品」のページに書かれているのでご紹介です。
有料のもの
●小犬、猫、鳩またはこれらに類する小動物(猛獣やへびの類を除く)で、
- 長さ70センチ以内で、タテ・ヨコ・高さの合計が90センチ程度のケースにいれたもの
- ケースと動物を合わせた重さが10キロ以内のもの
●手回り品料金は、1個につき280円です。ご乗車になる駅の改札口などで荷物をお見せのうえ、普通手回り品きっぷをお求めください。
(引用元:JR東日本)
子犬、ではなく小犬。と書いているように、体重10キロ以下の動物でないといけないそうですよ。
入れ物の重さ込みで10キロと明記されているので、クレートなどの重量も考えると、実質9キロとかかなー。
ケースの大きさも、しっかりと規定があるんですねぇ。
長さは70センチ以内。
3辺の合計は90センチ程度までだそうです。
それもそうよね。
長すぎたら邪魔になりますもん。
ちなみに、ケースから出してはいけない。
と、しっかりと記載されていました。
- 小動物(ペット等)を持ち込まれる場合は、駅や車内ではケースから出さないようお願いいたします。
小型犬の、顔が出るタイプのバッグは不可能という事ですね。
ネットなどで覆う、というよりは、ネットなどから体が出ないタイプでないと乗せてはいけないという事になっています。
うちの子は、そのタイプのバッグに入れてJR東日本で乗りました。
新幹線に乗せるには
同じJRですので、JR東日本と、基本的な扱いと運賃は同じです。
- 手荷物として有料扱い(280円)
- 長さは70センチ以内
- 3辺の合計は90センチ程度まで
- 入れ物の重さ込みで10キロ
と言う事です。
ケースの大きさも一緒ですね。
が、もう少し詳細に書かれています。
新幹線と言ったら富士山!海!東海道!という私の勝手なイメージで、JR東海のサイトからご紹介いたしますね。
- 布状で形態が固定しないもの(ドッグスリング等)については全身が入っていてもご利用いただけません。
- ケースに車輪や手押し用の取っ手等がついている場合(ペットカート・ペットバキー等)については、車輪や手押し用の取っ手等の部分を含めた全体の大きさがペットケースの制限内である場合のみ、有料の手回り品としてお持ち込みいただけます。
(一般的なペットカート・ペットバギーの場合、全体でペットケースの制限を超えるため持込みはできません。)
なお、ペットが入るケースと車輪や手押し用の取っ手等が分離した状態であれば、ケースがペットケースの制限の範囲内で、かつ車輪や手押し用の取っ手等ケース以外の部分が無料手回り品の制限の範囲内であれば持ち込むことができます。ただし、この場合であっても、ケース以外の部分等に突起があるなど、他のお客さまに危害を及ぼすおそれがあると判断される場合等については、お持込みをお断りいたします。(引用元:JR東海)
スリングは完全にNGですね。
飛び出てもおかしくないですから。
布製のバッグが不可な訳ではなさそうですが、薄い布成は避けた方がいいかも。
万が一、人に当たった時、ワンコの歯が当たったりしたら大変ですからね。
100%噛まない保証もない訳ですから…。
電車に乗せる時点で、これはしっかりと考えないといけない大切な事ですね。
ペット用バギー、カートは大きさの都合でNGです。
コロコロと、取っ手が付いているケースなら、手回品のサイズを超えなければ大丈夫だそうです。
乗ったら取っ手はしまいましょうねー。
JR東日本も書いてはいないけど、「手回品のサイズを超えない」という意味で、これは大丈夫という事になるでしょう。
我が家では、お出かけ用に下のタイプのを購入したものの、電車に乗せる事はありませんでした。このタイプだと3辺の合計は90センチ程度と言う規定が、ギリギリと言うか若干オーバーしますが…
ここまで高さがなくて、横長タイプなら色々ありますのでね。
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JRの高速バスに乗せるには
概ねJRの電車と同じですね。
3辺の合計は90センチ程度
概ね。とか程度。って書き方なので、宅急便ほど細かく測る訳ではないと思いますが、他のお客様の迷惑にならないようにしたいですね。
昼行便は、0.027立方メートル(概ね30cm×30cm×30cm)までの収納ケースに入れたペット(猛獣を除く)は車内に持ち込むことができます。なお、運行中に鳴き声、異臭、収納ケースから出す等により他のお客さまのご迷惑となる場合には、途中で下車していただく場合もございます。(途中で下車された場合の乗車券の払い戻しはいたしません。) ※夜行便は、車内に持ち込むことができません。
(引用元:ジェイアールバス関東株式会社)
バスの座席の足元にバッグを置く形になると思うので、足元の広さとバッグのサイズを確認したいところですね…
ちなみに、夜行バスはNGだそうなので、お気をつけくださいませ。
東京都営地下鉄・都営バスに乗せるには
都営バスも、都営地下鉄も、ケースに入っていればペットOK。
都営地下鉄は
- 3辺の合計が250センチ以内
- 30キロ以内(2個まで)
縦・横・高さの合計が250cm以内・重さ30kg以内のもの2個までを手回り品として車内に持ち込むことができます。ペット等の小動物については、他のお客様のご迷惑とならないよう完全なケースに入れたうえで、手荷物として持ち込むことができます。
(引用元:東京都交通局)
と言う事なので、ここまでで一番大きい…
ですが、都営地下鉄だけで移動する人はいいけど、途中でJRやら東京メトロやらに乗り換えるとなったら、規定が変わってしまうから難しいですよね。
同じ都営でも、バスと地下鉄はサイズが違いますね。
こちらはJRと違ってサイズが◯◯以下、以内。と書いてあります。
都営バスの場合は
- 3辺の合計が100センチ以下。
- 重さは10キロ以内
愛玩用小動物(ペット)の持ち込みについては、他のお客様に不快感を与えないよう完全な容器に収容されている(頭や手足が出ていない)もので、手回り品の条件(縦・横・高さの合計が100cm以内・重さ10kg以内のもの。)を満たしているものに限ります。
(引用元:東京都交通局)
乗せてもいいけど、他のお客様の迷惑にならないように。
これは、どの交通機関でも同じですよね。
飛行機に乗せるには
飛行機も乗れるんです。
ANAだと、国内便のペット料金は6,000円(路線によっては4,000円)だそうです。
ANAのサイト、ペットをお連れのお客様[国内線]のページに、どの交通機関よりも丁寧に、とても分かりやすくペットを連れて旅行をする事について書かれています。
パグなどの短頭種の場合は気温が上がりやすい時期は乗せられません。
いくら荷室も温度調整してるとはいえ、客室内ほど冷暖房がしっかりしている訳ではないですものね。
人間だって、離着陸が苦手な人もいる訳ですし、愛犬を飛行機に乗せるのは結構勇気がいるな。
と思っています。
ご利用の際は隅々までチェックしてくださいね。
国際線は地域によって料金が変わるので、こちらもANAのサイト、ペットをお連れのお客様 [国際線]の内容をしっかりとご確認ください。
国内より長旅になる可能性が高いですから特に…
ちなみに。
我が家の長女犬ミニチュアシュナウザーのルナは、飛行機で羽田まで小さなクレートに入った状態でやって来ました。
人と一緒じゃなく、手荷物とは違って完全に貨物扱いになるので、貨物の引き取りエリアまで車で迎えに行って引き取ったんですよ。
今思うと子犬を飛行機に乗せるのは無謀な気がしますが…
入れるケースについては、電車などよりも基準が厳しく、ANACargoサイト、動物輸送(国内)にペットを乗せる際の注意事項などが色々と書いてありますのでご覧ください。
ANAでは貸し出し用のケージもあるそうですよ。
その他の公共交通機関など、運営会社によって規約がそれぞれ違うので、愛犬と一緒に乗る時はご自身が利用する交通機関に直接お問い合わせの上ご確認くださいね。
そうそう。
乗り物に乗れる事を確認しただけで旅行やお出かけを計画したらまだ早いんですよ!
電車やバスに戸惑う事も想定
電車やバスって、不特定多数の人が頻繁に出入りする乗り物です。
警戒心の強いワンコだったらどうなるか?
想像つきますよね。
電車内、駅の構内などでワンワン吠えたり唸ったりしては困るんですよ。
人間の赤ちゃんが泣いている声ですら、煩いから泣き止ませろとか、降りろとか言ってくるような人もいる世の中ですからね。
ワンコが鳴いたら大変な事です。
普段大勢の人に慣れてないワンコだったら、吠えなかったとしても、ワンコのストレスも考えないといけないですよね。
暖房も付いているし、車内が暑い事も配慮してあげたいところ。
なので、いきなり遠くに行こうとせず、まずは隣の駅まで行く練習からしてみるといいと思うんです。
いざ旅行しよう!
となった当日に、ワンコが電車に乗れなかった…
なんて事がないように、事前の準備はしておきたい所ですね。
練習する時も、実際に乗せる時も、通勤通学の混雑してる時間は絶対に避けた方がいいです。
それと、電車内でワンコの顔などを出す事。
なるべく家族以外の人が見えないように工夫してあげれば、ワンコも落ち着きます。
忙しい時間帯は人間も余裕がないですからね。
殺気立ってる人の中に入る事は、犬にとっては相当な恐怖でしょうし。
ともあれ、一駅からでいいので乗せてみる。
まずはそこからですよ♪
その前にバッグやクレートトレーニング
バッグに入るとか、クレートに入るとか、それに慣らす事がまず大事です。
そもそもそこが慣れてなかったら無理な話ですものね。
入っていられないと、公共交通機関で移動するのは無理がありますもん。
バッグに入ると楽しい事がある、嬉しい事がある、移動中のバッグは安全なんだ。
そう教えるには、やはりいきなり電車に乗せたりせず、室内、ご近所のお散歩などで慣らしてあげたらいいと思います。
オヤツで褒めてもいいけど、バッグの上から静かに撫でてあげてもワンコは落ち着くし、分かってくれます♪
いずれ乗る電車内などでオヤツあげるのは無理ですもんね。
うちの子は、バッグが好きですぐに入ってくれていたし、人混みも問題ないので思い切って電車に乗せてしまいましたが、電車内では戸惑った様子でした。
すっかり、油断してましたね。
途中でハァハァ始まったのです。
暑いのか、疲れなのか…
とにかくすぐ次の駅で降りました。
正直、私自身が電車好きではないですからねー。
移動途中で降りる事は良くあるんですよ。
外の空気を吸うと気持ちが変わって落ち着けますから♪
できれば、駅構内から出て少しお散歩できたら良いのです。
そのくらい、気持ちにも、時間にも余裕を持って出かけられたら、愛犬との旅行も楽しく過ごせますよ。
最後に
年末年始の初詣なんかも避けた方がいいですね。
愛犬と一緒に♪と思う気持ちは分かるのですが、不特定多数の人がいる場所は、慣れていないワンコにとっては辛いもの。
人混みも激しいので、押されたり、ぶつかったり、色々ありますしね。
神社仏閣も場所によってはペット自体がNGな場合もありますから、事前にお問い合わせください。
年末年始は神社仏閣も忙しいですから、なるべくお早めに…
少しでもワンコにとって、家族にとって快適なお出かけができますように。
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