子犬が骨折してしまった。手術の方法と経過

子犬が骨折してしまった。手術の方法と経過

骨折して、2日後に手術を受けました。

ギブスで固定されて、エリザベスカラーを巻かれたぼたん。

こんな姿を見ると切ない…

 

 

ワンコの骨折治療方法

折れた場所や、折れ方によっても変わってくるのですが、手術をせずにギブスだけで済む場合もあるそうです。

骨折の治療方法には

  • プレート固定
  • ギブス固定
  • 髄内固定

と言う3種類の固定法があるそうだけど、髄内固定+ギブス固定という方法をとりました。

 

髄内固定って聞きなれない言葉ですけど、細い金属の針金のようピンを骨の中に通して固定する方法の事。
骨の中、(髄の中ですね)に通すから、骨の細い場所にも向いてるそうです。

 

一般的に骨折治療で思い浮かぶのはプレートでしょう?

けど、細すぎる骨にはそれができない。
プレート固定は、骨に穴を空けて固定するプレートを留めるからなんですって。

 

折れた場所が一番細い骨だったのと、腕の骨が太いのも細いのも、どっちも折れてしまったのがまずかったんですよねー。

太い方の骨の中にピンを通して骨を支える感じになるそうです。

細い方は位置を元に戻して、くっつくのを待つしかないと言う事でした。
太い骨が支えになって、うまくくっついてくれるのを願うしかないんですって。

 

ちなみに、最終的にはピンを抜く手術をします。

ピンを抜かない方法もあるけど、成長期だから、そのまま入れておくと左右の足の骨の成長に影響が出る場合もあるそうなの。

なので、抜くことを前提に手術をしたのです。

 

現状、通した針金のようなものの一部が皮膚から飛び出している状態だそう。

成犬なら皮膚のギリギリの所で切るそうなのですが、ぼたんの場合は、まだ子供。
成長期なので、針金よりも骨が成長して伸びてしまったら、手術で入れたピンを抜くことができなくなるかもしれない。

だから、余裕を持たせて少し長めにピンを残しておいた方が良い。
と言う話です。

 

院長先生は、武器が仕込んでありますから(笑)

と、私たちを和ませてくれました。

 

 

 

生後5ヶ月での手術

 

まだパピーと呼ばれる時期。
色々遊びたい、ヤンチャ盛りの生後5ヶ月です。

 

そんな時期にしばらく自由に動けない状況になってしまったのは大変な事。

入院生活で、私たちとも離れて過ごさなくてはいけない。
せっかく我が家に慣れて可愛い盛りなのに…

 

そうは思うけれど、安全の為に入院生活になったぼたん。

切ないよね。
休診日以外は毎日顔を出すとは言え、1ワンコいないと家の中が静かです。

一番賑やかな子が入院なんですもの。

 

面会に行くと、本犬は嬉しくて嬉しくて、大騒ぎですよ!
必ずウレションをしてくれました(汗)

 

看護師さんの手から落ちるんじゃないか?

と言うほどに、全身で喜びを表すの。

 

「可愛いけど、やめてください。落ちたらまた怪我しますから。」

毎回そんな声をかける私。

 

まぁ、ギブス固定しているんだから、家に連れて帰れそうな気もしますけどねぇ。
そうはいかないそうです。

順調に行けば、8月中に退院できるかも?と言う話でした。